PL処世訓について - 6
この記事はPL会員向けの記事です。
PL処世訓は曖昧な表現が多く理解することが難しいですが
それぞれが相互に密接に絡み合っていることを認識し、
そのままありのままを受け取ることが大事です。
例えば「悟る即立つ」には「第一感を尊ぶ」という処世訓が
折り畳まれていることは会員さんにも広く知られていることですが
なぜ「第一感を尊ぶ」の上に「悟る即立つ」が有るのか、
このことをちゃんと考えなくてはいけません。
「悟る即立つ」には「第一感を尊ぶ」の他に
気付いたことを放置しないという教えが折り畳まれています。
そして「悟る即立つ」をありのままで受け取ると
悟った状態が立っている状態であること、
逆に悟っていない状態は座っているようなものということになります。
悟っていない状態はずっと座りながら生きているようなもので
立つことすら不可能な状態です。それはとても不自由な状態です。
「真の自由に生きよ」に至れないのです。
真の自由は自分勝手に生きないこと、
その上で思考の檻に囚われないこと、
負の表現に振り回されない状態であること、
以上を踏まえた上で自由に自己表現できることが真の自由です。
「悟る即立つ」には「精神的に自立せよ」という教えが折り畳まれているのです。
どうすれば精神的に自立できるのかという話ですが
とにかく負の感情を使わないことです。
負の感情を使っている限り精神的に自立することは不可能です。
思考の檻に囚われ負の感情に振り回されている状態はどう見ても不自由です。
しかも自覚が無く真の自由が存在していることに想像が及んでいません。
負の感情に振り回されている人達はこれが理解できないのです。
一生狭い世界の中を生き続けるだけです。
会員さんは教えに触れているので本気で理解することに取り組めば
いつか真の自由とは何か、その本質はなんなのかが分かるようになります。