とくみつのひきこもり相談ブログ

7年3ヶ月ひきこもり無職の後、働き始めました。
ひきこもり無職の間、怖い経験をしました。
このブログは自分と同じ目に遭ってほしくないという思いで立ち上げました。

改善できない企業

ネットで犯罪行為を自慢するいわゆるバイトテロと呼ばれる残念な行動が
ネットの普及と共に目立つようになりました。
再発防止と教育に力を入れると企業は言いますが
根本的な問題に気付いていないからいつまで経っても無くならないのです。


それは教育する人間も道徳を理解していないことです。
道徳を理解している人が減っているから
教育したつもりでも教育できていないのです。


使える人材が欲しければ給料を上げれば良いだけです。
しかし業績の関係で給料を上げることができない、
だから社員には我慢してもらうしかない。
ここで思考停止している人が多いのです。


道徳を理解するとまず職場環境を良くすることに注力するようになります。
働きやすい職場なら多少給料が少なくても人材は残りやすくなります。
自分も職場環境の一つであると気付けば
道徳を理解するだけで給料が同じでも人材の質は変わり改善も進みます。


しかし企業は改善を嫌います。
コストがかかるからです。
そして上司という思考の檻に囚われています。
自分提案で改善するのは良いが平社員の改善提案は飲みたくない、
そういう上司が多すぎるのです。


平社員の提案を飲むということは
今までの自分のやり方を否定されるようなもので
それは上司という自分のプライドが許さないのです。
だから改善の必要性が分かっていても改善できないのです。
改善するとしても自分が定年退職した後にしてくれと。


その結果時代の変化に付いていけず取り残されているのに
古いやり方にこだわり気付いた時には手遅れになっているのです。
その企業の未来の多くは倒産するかブラック企業になります。
改善できない企業はブラック企業予備軍なのです。


道徳の勉強はそれほどコストはかかりません。
想像力が豊かであればあるほどそのコストは安くなります。
ハインリッヒの法則を理解すれば道徳は半分身に付いたようなものです。
ハインリッヒの法則と道徳を理解できれば次の時代でも上手くやっていけます。


にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村

×

非ログインユーザーとして返信する