道に沿う人
道を知っている人はどのようなものなのか少し記します。
道とは宇宙の全て、物理法則の全て、
宇宙が誕生してから今まで続いている流れの全て、
その他もろもろを総称しています。
捉え所が無く確実に存在している摂理、これが道です。
道を知っている人は一見善人に見えますがそうではありません。
もちろん悪人でもありません。
道を知っている人は水のようなものです。
水は多くの命を育みますがそれを誇ることはしません。
時に雲となり雨として降り水溜りのように濁っても本質を失いません。
水の王である海は一番低い所に在ります。
人の作った法律には限界があります。
しかし道には限界はありません。
法律は権力による拘束です。
法で縛ろうとすると必ずその法の穴を突こうとする人が現れます。
タックスヘイブンが良い例です。
道を知っている人は警察が無くても犯罪を犯しませんし
口約束を破ることもしません。
誰とも争わないので誰にも勝てませんが決して誰にも負けません。
道に沿う人を利用する人は
上手く使っているつもりでしょうが全くの逆です。
道を学ばないのなら道の人は自然に消えていくだけです。