世界は大海、人は一滴の水
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私は死について色々考えていましたが
死んでも無にはならないと思うようになりました。
本当に無になるのなら死んだと同時に
宇宙の外に放り出されなければ無になったとは言えません。
実際は死んだ直後は肉体も残りますし何らかの作品や思想も残ります。
死んだら思考が停止する、世界を認識できなければ無と同じ。
これは我執に囚われているからそう見えるだけで
自分が生きた証は何らかの形で残ってしまうのです。
この宇宙という器の中で生まれたのなら死んでもこの宇宙に帰るだけです。
宇宙と混ざり合って一体になるだけです。
「世界は大海、人は一滴の水」ということです。
海に水を垂らすと混ざり合って外からはどこに在るのか確認はできません。
しかし消えて無くなってしまうわけではありません。人の死も同じです。
ここからは仮説ですが人の意識は死を迎えると
宇宙と混ざり合って一体になるのではと考えました。
道に沿った意識なら宇宙と一体になることも楽ですが
道に沿っていない意識は無理矢理摂理に沿うようにされるため
苦痛を伴いながら一体になるのではと思いました。
それが宗教で言う地獄なんじゃないかと。
もちろん仮説ですし証明のしようもありません。
死ぬと量子テレポートによって意識が別の世界に転送される
みたいな仮説も存在していますがそれは無理が有り過ぎると思います。
生きている枠内で考えるなら
最期は穏やかに死を迎えることを目標に頑張ることが良さそうです。