お酒
お酒はかつて百薬の長とされていました。
血行が良くなり体を温める効果が有り、
ほろ酔いで気分が良くなり嫌なことを忘れられると。
しかしそれはアルコールの性質が分かっていなかった時代までの話です。
純度が高いアルコールは可燃性で危険物に指定されています。
有機溶剤の性質を持っているため消毒に使われます。
どんな細胞でも細胞壁を溶かされたら生きていけないからです。
お酒を飲みすぎると酒焼けが起きるのは有機溶剤だからです。
お酒は有機溶剤を薄めたものであるということです。
未来ではお酒を飲む人も減っていくと思います。
しかし世界平和が達成されてもお酒は残ると思います。
理由はいくつか考えられます。
1つ目の理由は料理の調味料として使われているからです。
これが最大の理由です。
2つ目の理由は耐性の強い人が増えるからです。
原初の哺乳類はアルコールを分解できませんでしたが
人間は進化の過程で分解できるようになっています。
遠い未来では飲んでも全く酔わない人が生まれるかも知れません。
3つ目の理由は再生医療の発達です。
気軽に肝臓を交換できるようになれば肝臓病は怖く無くなります。
4つ目の理由は宗教的なものです。
お酒が好きな神様が多いので
付き合いでお神酒を飲む文化は無くならないからです。
健康診断の診断表でお酒が別枠で設けられているように
お酒は明確に健康を害するものと認識されています。
しかし禁酒法をやったらどうなるかは歴史が証明しています。
お酒は有機溶剤を薄めたものであると知っていれば
決して飲みすぎることは無いと思うので
お酒が好きな方は上手に付き合っていただければと思います。