善悪では無く道徳で判断する
善悪で判断していると物事の本質が見えなくなります。
タックスヘイブンを例に挙げます。
タックスヘイブンは金持ちだけが節税できるシステムです。
合法なので悪とすることができません。
しかし道徳の視点で見るとやってはいけないことなのです。
金持ちや大企業がこぞってタックスヘイブンを利用すると
市場にお金が回らなくなります。
経済が停滞しやすくなってしまうのです。
タックスヘイブンを利用する人達は
それが分かっていても止められません。
節税できるならやらないと損をしたと思うからです。
自分だけ止めるという選択ができなくなるのです。
自分だけ安泰なら良い、子や孫には莫大な資産が残せるから良い、
ここで思考停止し、その後のことまで考えていないのです。
経済が停滞すれば医療だって発達しづらくなります。
結局困るのは子孫だと気付いていないのです。
道徳で判断していれば何が大切なのか、
物事の本質が何なのかが分かるようになります。
視野を広く持ちたいなら道徳に沿うことです。