合わせ鏡の危険性
古来より鏡には不思議な力が有るとされ様々な逸話が有ります。
合わせ鏡は不吉とされ霊道が開くとか
この世のものでは無い物が見えてしまうというオカルトな話がてんこ盛りです。
合わせ鏡の危険性については今の科学の知識でも充分推測できます。
視覚情報は目を通った時に電気信号に変換され脳に届きます。
脳は電気信号のやり取りで映像を捉えます。
鏡は多くの光子を反射します。
鏡はゲシュタルト崩壊のような暗示や催眠を引き起こしやすいです。
以上を踏まえると合わせ鏡の鏡像を見るのは
脳がエラーを引き起こしやすくなると考えられます。
合わせ鏡の映像データは膨大で処理しきれなくなるのです。
処理しきれなくなった映像データは見えなくなるか
何か別のものに変換されて見えてしまうと考えられます。
脳はお酒や睡眠不足でもエラーが起きやすくなりますが
思い込みによっても統合失調症のような精神病になります。
合わせ鏡の逸話を信じている人は
処理しきれなくなった映像データと思い込みによって
この世のものでは無いものを見ていると勘違いしてしまうのです。
オカルトを否定している人でも合わせ鏡の危険性は分かると思います。
4枚の鏡を四方に置き中心にロウソクを置くという行為は特に危険度が増します。
ロウソクの強い光と膨大な映像データによって
脳はオーバーフローを引き起こしやすくなるでしょう。
もちろん霊道が開くという話を否定しているわけではありません。
ただ科学的に見ても合わせ鏡は危険だと推測できます。
肯定している人でも否定している人でも合わせ鏡はやらない方が良いです。
精神病を引き起こしやすくなるだけだからです。