この記事はPL会員向けの記事です。
人は執着しやすい生物でPLでは即きすぎると表現します。
嫌いな人がいた場合、それもその人に即きすぎてることになります。
その人を嫌うこともその人に心を引っ張られているからです。
どうせ引っ張られるなら嫌うより好きになった方が良いです。
どうしても好きになれないならその人について何も考えないことが
自分にとっても相手にとっても無難な手段となります。
さらにその人の幸せを願えれば良いのですが
会員さん達を見ていても相当難しいことはよく伝わってきます。
人の道的な中道というものがあり
「即かず離れず」という教えがあります。
この教えは地球と太陽の関係のように人や物事に対する時
必ず丁度良い距離が存在していることを示しています。
それに気付くには知識や感性を磨いた上で経験を重ねていくしかありません。
このバランス感覚は生きていく上で色々と役に立つようになります。
怠け心を出してはいけませんが無理をしてはいけません。
我慢をしてはいけませんが表現には気を付けなくてはいけません。
安定に落ち着くのは良いですが停滞してはいけません。
足るを知るのは大切ですが向上心を失ってはいけません。
自然の摂理は頼るのではなく依るものです。
自然の摂理は感謝する対象であって
なんでも願いを叶えてくれるものではありません。
ですが上手く行っている時は自然の摂理のおかげで
上手く行かない時の大体は自分の心の所為です。
即かず離れずの丁度良い距離を保ちそれを貫き続けると
心の平穏も保てるようになります。