思考の檻を認識する
思考の檻は厄介なもので自覚が無いと
自分の持っている知識がどこまで正しいのかも判断できません。
途上国の一般人は細胞の概念を持っていません。
地球が丸いことも太陽の周りを回っていることも知りません。
先進国の視点から見た時、それが思考の檻と分かります。
それと同様に道徳の知識を持っていない人は
持っている人から見て思考の檻に囚われていると確認できます。
しかし道徳の知識を持っていれば大丈夫なのかと言うとそうでもありません。
過去の道徳人は今と比べて科学の知識が有りません。
そこに思考の檻が存在しています。
ならば道徳と科学を知っていれば大丈夫なのかと言うとやはり違います。
過去の相対である未来から見た時、思考の檻に囚われているのです。
私は例によく絶対零度を挙げますが
これが一番シンプルで分かりやすい思考の檻だからです。
今の人類は絶対零度を突破しています。
一番低い温度が絶対零度だと言うと嘘吐きになってしまうのです。
突破した年は2013年です。
つまり今知った人は5年間も温度について無自覚な嘘吐きになっていたのです。
これに対して危機感を持てる人は向上していけます。
怒りの感情を使う人や人の幸せを願えない人は強固な思考の檻に囚われています。
道徳を知らない怖さは道徳を知った時に初めて分かります。
科学やその他の知識も同様です。