感謝できない人
世の中には感謝できない人や反省できない人がいます。
感謝できないことはかなり危険な状態です。
感謝できない人は感謝のクオリアを持っていない可能性があるからです。
感謝のクオリアを持っていないから
いくら感謝の意義を説明しても理解できないのです。
感謝のクオリアを持っていない人は感謝できないのかと言うとそんなことは無く
クオリアを持っていなくても感謝できる人はいます。
それはハインリッヒの法則などの知識を持ち合理的な考え方ができる人です。
合理的な考え方ができるなら感謝のクオリアが無くても感謝できるのです。
感謝できない人は感謝のクオリアを持っていない上に
合理的な考え方もできない人でそこに大きな知識の穴が開いてる状態です。
だからその人にとって不都合な出来事が起きる確率がその分上がっているのです。
道徳に絡むクオリアを持っているかいないかの判断はそれほど難しくありません。
常に癇癪を起こしている、感謝しない、忠告を一切聞き入れない、などです。
そういう人に会った時は離れることです。
見捨てるのではありません。諦めるのです。
すぐに諦めるのは道に沿っていませんが
テロリストが平和のクオリアを持っていないように
世の中には道徳のクオリアを持っていない人がいるのです。
話せば絶対に分かり合えるという思想は時に悲劇を招くことになります。
こう記すと薄情だとか悪と変わらないと思われるかもしれません。
ですが道というものは善悪で判断するものでは無いのです。
善と道は多くが重なっていますが同一ではありません。
善悪で判断するのではなく道に沿っているかいないかで判断しないと
物事の本質は見えてこないのです。