健康と我慢
健康のために好きな食べ物を我慢し後に体を壊してしまったら
何のために我慢したのか分からないし意味が無い、
だったら好きなものだけ食べていたい、という人がいます。
体を壊す前に想像できる範囲で想像するしかないのですが
健康に気を配った場合と配らなかった場合で
体を壊した時に心境の違いが出てくると思います。
健康に気を使い続けてその上で体を壊してしまったら
これが自分の限界なんだと受け入れる時間も短くできると思うのです。
暴飲暴食をした結果体を壊してしまったらきっと後悔します。
なぜあの時医者の忠告を素直に聞けなかったのかと。
我慢はストレスが溜まるのでそれが原因で体が壊れるという主張も
自分の意識が自分勝手に考えている場合がほとんどです。
私は体があまり強くないので食べられないものがいくつか有ります。
カレーやラーメンなどがそうです。
ですがそれらを食べられないことでストレスを感じたことはありません。
美味しい食べ物は他にも色々あるからです。
食べられないものを考えるより食べられるものに対して意識を向けているのでストレスも溜まらないのです。
標準体重を大きく上回っている方に認識していただきたいのは
その体でも生きていられる体に感謝してほしいということです。
私が体重100キロを超えようと沢山食べたら恐らく100キロを超す前に命を落とします。
太ることができるのも体の強さの証なのです。
年を重ねると味覚が変わっていきますが
それは体質が変化しているために体が求める食べ物が変わるからです。
長生きできる方は体が求める食べ物と意識が求める食べ物が一致しているから長生きできるのです。
長生きする秘訣は穏やかな心を持ち、体に感謝し体の状態を把握し
体が教えようとしていることに気付くことだと思います。