アニメ「けものフレンズ」
異例のヒットとなっているけものフレンズ。
1話だけ見るとなぜヒットしているのか理解されづらいと思います。
低予算と分かる3DCG、間延びしたテンポ、
見るとIQが下がると言われるほどゆるいアニメです。
2話で初めてEDが流れると考察する人が増え
思ったよりも丁寧に作られている、伏線が多く散りばめられている、
動物ファンが動物の特徴や習性を上手く表現していると広めた結果
3話から4話にかけて一気に人気に火が付きました。
私も1話で一旦視聴をやめましたが3話の評判を見て視聴を再開し
この作品が持つ独特の魅力に惹き込まれました。
終盤は1話の雰囲気からは予想しづらい展開が続きます。
10話と11話を見た時は感動しました。
11話を見た後に改めて1話を見ると伏線だらけだったと分かり驚きました。
初見と11話視聴後では1話の印象が変わってしまうのです。
恐ろしいのは1話放映時にけものフレンズを名作と見抜いた人達がいたことです。
私は吉崎観音さんが仰った「知ることをやめた心の壁」に気付かされ
創作に対する感性がまだまだ未熟だったと痛感しました。
けものフレンズはあと1話の放送を残すのみですが
どのような結末を迎えても長く愛される作品になるでしょう。
ヒットした原因の一つが疲れている人が多かったからと言われています。
EDの歌詞から一部抜粋して携わった方々に感謝します。
「綺麗なものを探しに行こう 美味しいものもたくさん食べよう」