創作と平和
私はひきこもっていた時バッドエンドの作品が苦手でした。
なぜ創作の世界にまで鬱を持ち込むのだろうかと。
しかし今ではバッドエンドの価値が分かるようになりました。
バッドエンドがあるからハッピーエンドの素晴らしさが光るのだと。
ハッピーエンドがあるからバッドエンドの救いの無さが際立つのだと。
この相対性がどちらも価値を高めあうものだと分かりました。
ハッピーエンドの作品は確かに素晴らしいですが
そればかりだと逆に鬱になる人もいらっしゃいます。
バッドエンドの作品を見てこれに比べて自分はまだマシだ、
とそう受け止める方も居てバッドエンドの作品にも
需要があることがようやく分かりました。
それから世界平和を達成するためには創作が重要になると気付きました。
戦争や犯罪が無くなっただけでは平和では無いのだと。
戦争や犯罪を世界から消すのでは無く
創作の世界に居場所を与えることが平和なのだと。
戦争の悲惨さや犯罪によって不幸が広がること、
それらを現実に持ち込んではいけないことを表現できれば
平和な時代でも平和の尊さを学べるようになります。
日本は創作大国です。
今ではアマチュアの作品もネットで多く見ることができます。
平和には創作が不可欠であることを考えると
世界平和に最も近い国は日本であることが分かります。
多くの作品に触れることは知識を得ること、感性を磨くことに加えて
平和を目指すことでもあるのです。