割れ窓理論
割れ窓理論とは窓ガラスが割れたまま放置されていると
誰もそれに注意を払っていないことになり
他の窓もいずれ割られてしまうという環境犯罪学理論です。
景観の悪化が治安を悪くするというもので
路上にゴミが放置されている場所は治安が悪くなりやすいです。
逆にゴミが落ちてない場所ではポイ捨ても減ったり
綺麗なトイレならあまり汚さずに使おうという気になります。
景観は感性に与える影響が大きいので
掃除をすることは色々な意味で自分を良くすることになります。
企業はコンプライアンスを唱える前にハインリッヒの法則を、
整理整頓と張り紙する前に割れ窓理論の教育をしっかりやってほしいです。
私は新入社員時代に社会人としての教育を一通り受けましたが
こういった事は一切教えてくれませんでした。
ブラック企業と烙印を押されている企業に限らず
意識を改善するべき所がある企業は多いです。
少なくともハインリッヒの法則や割れ窓理論が浸透しないうちは
ひきこもり問題も解決に向かいません。
逆に言えば日本の潜在能力は依然として高いままなのです。