「人は平等である」
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人は平等と言うと地位の差や貧富の差などを持ち出し
現実は不平等だからこの処世訓は間違っていると思われがちです。
それに対し日の光は平等に照らしているとか
死は平等に訪れるという理由などで平等であるという教えがあります。
PLで言う平等とは人は創意工夫する力を平等に与えられているということです。
人間以外の生物や事象は全て自然の摂理に則って動いています。
人間だけがその摂理を外れて行動できる力が与えられているのです。
なぜ人間にこの力が与えられたのか。
それはその方が進歩発展する速度が速くなるからです。
第十六条「一切は進歩発展する」とあるように
宇宙が誕生してから今日まで宇宙は発展し続けています。
それを加速させるために自然の摂理は人間を生み出したのです。
だからこの力は進歩発展させる方向に使わないと
自然から拒否されやすくなってしまうのです。
人は面白い作品を追い求める生物です。
人はそれぞれ自分だけの世界を持っています。
人によっては実際に作品として世に送り出したりします。
それを見た人に新たな世界が広がり創作欲が刺激され
新たなものを生み出す原動力となるのです。
他人を否定するとその人が素晴らしい作品を生み出す可能性が有ったのに
それを潰してしまうことになるのです。
創作しなくても自分の人生そのものが作品のようなものです。
より良い方向に行くために創意工夫する力を与えられたのなら
それを有効に使わないともったいないです。
創意工夫する力は平等に与えられている。
それを否定してはいけない。
だから「人は平等である」のです。