自我に囚われること自体が自己否定
人は自分の心を最重要なものと位置づけしたがります。
感情の中心であり喜びや苦痛を味わうものであり
創意工夫する力を持っているからです。
死ぬと無になると考えている人は自分の意識を中心にしています。
意識と記憶が停止したらもう自分では無いからと。
意識が停止した自分は自分では無いとすることは思考の檻です。
なぜなら睡眠時の自分も意識が停止しているからです。
心こそが自分としてしまうと睡眠時の自分を否定することになるのです。
睡眠は大事です。
体は睡眠時にできる限りのメンテナンスをしています。
それは自我にはできないことです。
自我に囚われている人ほど仕事で徹夜したり暴飲暴食をしたりします。
体が在り活動できることがどれほどありがたいか分かっていないのです。
自分の中心は体に在ることを認識し体に感謝しながら生きれば
気付く前よりは体の状態が良くなります。