人
人と人を除く動物との絶対的な違いはクオリアを認識できるかどうかです。
犬や猫にも心や感情は有りますがクオリアは認識できません。
ペットは餌をくれる飼い主に感謝できても食材そのものに感謝することはありません。
人を除く動物は人に人と動物との違いを教えるために存在しているようなものです。
科学を勉強して宇宙や世界の構造を知ると
人知を超えたある種の畏怖を感じるようになります。
それはこの宇宙は人間にとってあまりにも都合良く出来すぎているということ。
人間にとって都合良くできているから人は物を作ることができ
宇宙空間にも行こうと思えば行けるようになりました。
もしたった一つでも人間にとって不都合な物理法則が在ったなら
物を作ることができないばかりか人類は誕生することすらできません。
このことからこの宇宙に有るあらゆるものは
全て人間のために存在していると言っても過言では無いのです。
こう記すとそれは傲慢で偉そうな心で道に沿っていないと思われるかもしれません。
しかし人間は創意工夫する力を持っている、
それ自体が宇宙の流れ、自然の摂理そのものという事実が有ります。
創意工夫できることそのものが人間にとって都合良すぎるのです。
だから命を粗末に扱わないこと、自然に接し感謝すること、
自然の摂理に身を委ねることで気付きとひらめきを得られるようになっているのです。
生きる意味を考えられるのは人間だけです。
それは生きる意味を見出すことができるのも人間だけということです。