情報に対するあり方
今の世は一生をかけても吸収できないほど情報が溢れています。
情報に触れる時はなるべく偏見を持たないこと、
注目する部分としない部分を分けて見ることが大切です。
例えば神の声が聞こえているという人がいたとして
声が聞こえていることが本当なのかどうかはさほど重要では無いということです。
重要なのはその人が伝えたいこと、
持っている情報は自分をどれだけ成長させられるかという点です。
神の声が聞こえるのはありえない、その人は嘘吐きだ、
だからその人の言うことは全部嘘だ、と捉えてしまうと
その人が持っている他の有用な情報まで得られなくなってしまうのです。
宗教家の言葉から神や信仰の成分を抜くと多くが道徳の教えとなります。
道徳の勉強をするなら宗教は一つの手段となるのです。
もちろん宗教家だけでなく科学者や哲学者や実業家、
その他多くの職種や立場からも得られるものは多くあります。
信じるか信じないかという枠で物事を見ると視野を狭くしてしまうのです。
知識欲は生存本能に基いています。
知識欲を失うことは生きる力を失うことと同じです。
趣味を持ちその趣味に関わる知識を得たいと思うことも生きる力となります。
そして趣味で得た知識は意外な形で役に立ったりします。
趣味を持ち楽しむことは生存確率を上げることになるのです。